小さな男の子が、場に興味津々ながらおどおどしつつ、何度も流鉄バッジを買いに来てくれていたのが、もう懐かしい。店の前を自転車で通過しながらも目線を向けていたり、一人で来たり友達を連れて来たり。放課後時間に空いていた珍しい夜イベントの日、「自分も参加していいか」と聞いてきたことをきっかけに、翌日から土曜スタッフになった。
習い事、部活、家族の予定、友達との時間をやりくりし、どれもあきらめず、大好きなmachiminを半年以上真剣にやってきてくれた稲毛くんも、中3受験期に突入。
もっとやりたいという人に、「ここまでにしなさい」と止めることをしたのは初めてかもしれない。やりたいことにまっすぐに向かえる稲毛君が、きっともっとたくさんのやりたいことに出会える可能性を最大まで広げてほしい。
息子でも生徒でもないが、同僚でも部下でもない、愛すべき存在。
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