ローカルな鉄道の一角にあるコミュニティスペース兼観光案内所「machimin」。ちょこっと覗いても、何回来ても、立ち上げたスタッフですら、いつもよくわからない場。
自分の「好き・得意・やりたい」と、まちの課題を組み合わせ、だれでも参加できるように少し工夫して、多世代交流を促進していく。ただそれだけを、ずっと楽しんでいます。
ここは参加型のまちづくりコミュニティ。お客さんとスタッフの境目が解けるような時間を過ごしながら、気づけばまちづくりに参加しているような不思議な体験をしに来てください。
子どもからシニアまで、多世代多様な人が、それぞれ何かをしにくる場所です。お客様は、雨宿りをしに、宿題をしに、チャレンジをしに、昔遊びをしに、悩み相談をしに、友達作りをしに、まちの情報を聞きに。スタッフは、みりんのお菓子を作ったり、廃材雑貨を作ったり、演奏したり、企画したり、絵を描いたり、実験研究したり、サテライトオフィスとして働いたり。それはそれは、人それぞれに来る目的が違います。だから、結果的にmachiminという場所がどんな役割を持つかはその人によって異なるのです。
「引っ越したまちを知りたいから」や「歴史とか文化が好きだから」とまち歩きに参加したら、今度は自分がまちの歴史を語る側になっていたり。「お菓子作りが得意だから」と名産のみりんのお菓子を作る過程で、流山やみりんの文化を知り、販売しながら自分でそれらを広めていたり。 自分の好きなこと、得意なことで、楽しみながらアレコレやっているうちに、まちを知り、伝える側になっている。気づいたらちょっとまちのためになることをしている。まちづくりへの、こうした楽しい参画の方法があることを、machiminでは模索し、実践しています。
machiminは、ある人が不要になった「まだまだ使えるから」と頂いたモノから構成されています。つまりmachiminは、ずっと前からどこかで誰かに大切に使われてきた“ストーリー”を含有したモノで出来ています。それまでの役目を終えて不要になっても、machiminという新たな場所で今日も誰かが使い、ストーリーが紡がれてゆく。過去、現在、未来が繋がっていくことを実感できる場所です。
machiminの参加方法をわざわざ書くということにずいぶん迷いがありました。立ち上げ当初は「こうやって参加するもの」なんていうルールや文化は何もなく、SNSで興味を持ってくれた人、散歩がてらたまたま覗いてみた人、友人に連れられイベントに参加した人など、「なんとなく」というフィーリングや「たまたま」という偶然を大切にしてみんなで作ってきました。 今までに関わってくださった人たちの「参加パターン」を参加例として提示します。他にもあなたが「新しい入口」を見出してくださることも大歓迎です。
誰かの「好き」「得意」「やりたい」を形にしたイベントに、お客さんとして参加する方法。人の数だけイベントがあります。 ※開催予定のイベントはFacebookページをご覧ください。スマートフォンの場合は「基本データを見る」からイベント一覧をご覧ください。
「大切に使ってきたけどもう使わない。求めている方の役に立てば」とお持ちのモノをご提供いただく参加方法。備品として使ったり、アップサイクルの素材として使ったり、そのまま譲ったりします。 ※現在募集中のモノはSNSをご覧ください。
みりんのお菓子をはじめとする商品を、応援としてご購入いただく参加方法。お土産として話題にしていただくこともありがたいです。 ※季節やタイミングにより商品内容が変動します。
実際に縁側で活動いただく参加方法。「〇〇ならできる・これをやりたい」という希望と、現在のスタッフのやっていることをすり合わせて形を見つけていきます。 ※日々の様子はSNSをご覧ください。
実際に縁側には来ず、リモートで活動いただく参加方法。サイト制作・ライティング・デザイン・イラスト・資料作成・レシピ開発・会計・調査・取材・オンラインイベント運営など様々にあります。 ※現在募集中の活動はSNSをご覧ください。
ご自身の活動でmachiminに関わっていただく参加方法。場を理解くださっている前提で、ジャックしたり、コラボしたり、間借りしたり、共同商品開発をしたり、様々にご提案ください。 ※日々の様子はSNSをご覧ください。
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住所: 千葉県流山市流山1丁目264番地machimin
アクセス: ・流鉄流山線 流山駅直結 ・つくばエクスプレス 流山おおたかの森駅よりバスで12分(西口 流03 京成バス)、「流山市役所」下車 徒歩2分 ・つくばエクスプレス 流山セントラルパーク駅より徒歩20分
※営業日時については、machiminスケジュールをご覧ください。
SNSではmachiminの日々について、また、イベント情報や必要な「ヒト・モノ・コト」を発信しています。最新のmachiminの雰囲気がわかるので、ぜひフォローしてみてください。
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machiminの活動に関するインタビュー
2020年9月14日・15日、千葉テレビ放送(チバテレ)でmachiminの活動を放映していただきました。machimin設立2年半の時に、インタビューしていただいた内容をご覧いただけます。
インタビュー動画【前編】を見る インタビュー動画【後編】を見る
machiminオーナー出版本 もしわたしが「株式会社流山市」の人事部長だったら
machiminの設立前から設立2年半までの出来事を書いています。machiminのヒトとの関わり方やプロジェクトの生まれ方などがわかります。
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「ないなら創る。」「ほしいなら創る。」「あるもの活かす。」「みんなでやる。」。
こうしたことを大事にしている”machiminにある縁側の活動”では、どんなことが起きているのでしょう?その一部をご紹介します。
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